どうももちもちです!
今回は「あなたの番です 劇場版」について言わせていただきます!
本作はドラマ「あなたの番です」の"もし交換殺人ゲームが起きていなかったら"の世界が舞台になった作品になっております。
ドラマ「あなたの番です」は、2クールに渡り大変盛り上がりました。私もこのドラマは最後まで見ており、先の展開が読めない為Twitterやサイトで考察を見てましたね(笑)
ドラマによる奈々ちゃんの死の衝撃は今でも記憶に残っています💉
そんなあなたの番です 劇場版ですが、どういう映画なのかについて紹介したいと思います。
あらすじ
手塚翔太(田中圭)と奈々(原田知世)はマンション「キウンクエ蔵前」に引っ越してきた。住民会の存在を知った奈々は翔太にその話をし、どちらが住民会に参加するのかじゃんけんにて決めていくのである。
結果翔太が負けて住民会に参加するも、管理人の床島比呂志(竹中直人)に自分のことをどう思うか突然聞かれる。戸惑う翔太を後に床島は「人は誰しも殺したい人がいる」との発言から交換殺人ゲーム(殺したい人を紙に書き、その紙を取った他の人が殺したい人を殺す)が提案される。恐がる人もいれば少し乗り気な人もいる中、翔太は「知人同士であれば交換殺人は成立しない。つまりマンション内で行っていも意味はない」との発言にて交換殺人ゲームは行われず終わったのであった。
それから2年後。結婚した翔太と奈々はイベント会社の西村淳(和田聰宏)のつてにて、住民を船上のウエディングパーティーに招待する。披露宴の後、和やかに終わるかと思いきや殺人事件が起こる。住民の様々な思いが交錯し次々と起こる事件の中、翔太と奈々は無事にいれるのだろうか…。
ドラマ版同様、本作もかなり一癖二癖もある住民が登場していきます。
参加住民が多いので、主な登場人物を紹介をしていきます。
キャスト
手塚翔太(田中圭)
:スポーツジムのトレーナーとして働いており、明るい性格でミステリーが好き。突っ走ると周りが見えないところがある。
ドラマ版ではシーズン1の最後に黒島により死んでしまう。
榎本早苗(木村多江)
:キウンクエ蔵前の住民会会長をしている専業主婦。
ドラマ版では、手塚奈々に危害を加え逮捕される。異常性を持った榎本総一(荒木飛羽)の母で時々おかしな行動を取る。
榎本正志(阪田マサノブ)
:早苗の夫で、警視庁勤務の課長。早苗を愛していると共に妻の行動を心配している。
ドラマ版では、早苗と共に総一を部屋に閉じ込め、邪魔してくる翔太を監禁しようとした。早苗と共に逮捕される。
江藤祐樹(小池亮介)
:起業家としてITアプリを開発している。
ドラマ版では喜怒哀楽を読み取るアプリの開発をしていた。
田宮淳一郎(生瀬勝久)
:早期退職した元エリート銀行員。マンションに監視カメラを置いて住民を守る?と言った真面目過ぎるが故に常軌を逸した行動を取る。
ドラマ版では劇団員として頑張っていた。黒島の元カレを誤って殺してしまい、警察に自首する。
田宮君子(長野里美)
:淳一郎の妻。時々おどおどする淳一郎に𠮟咤激励をしたり、行き過ぎた行動を止めてくれる。
細川朝男(野間口徹)
:以前手塚奈々が勤めていたデザイン会社の社長で、元夫。手塚翔太とのゲームにより、負けて離婚届に判を押す。
ドラマ版では交換殺人ゲームに巻き込まれ、久住譲(袴田吉彦)により殺される。
尾野幹葉(奈緒)
:手塚翔太に強い執着心を抱き、プレゼントを送るなどしている。時々奇妙な行動を取る。
木下あかね(山田真歩)
:作家をしており、ごみ漁りや人の動きを観察し情報になることはとことん調べる。
ドラマ版でも同様に行動しており、事件の時にはいつもいる。
:赤池幸子の介護をしており、姑との関係は悪い。管理人である床島比呂志(竹中直人)ととある共謀をする。
ドラマ版では誕生日会の最中に黒島に殺されてしまう。
:地主で赤池美里の言動が気に食わない。赤池吾朗(徳井優)の母。
ドラマ版でも、重要な鍵を握る人物として注目されていた。
二階堂忍(横浜流星)
:黒島と同じ大学の院生で彼氏。無愛想で潔癖症だが、頭脳明晰である。
ドラマ版では手塚翔太と共に犯人捜しに協力するも、大事な局面で黒島に好意を持ちためらってしまう。
黒島沙和(西野七瀬)
:理系の大学院生。一見おとなしそうだが、その過去はとても恐ろしい。
ドラマ版では数々の住民を殺すも最後には手塚翔太に捕まる。
内山達生(大内田悠平)
:黒島のことをいつも見ているストーカーの男。
ドラマ版では黒島に忠誠を尽くし、神谷刑事を殺してしまう。学生たちには"にやけゆうじ"と呼ばれていた。
南雅和(田中哲司)
:娘を殺したのが黒島だと思い、船の作業員として乗り込む。
ドラマ版でも黒島を追っていて途中で手塚翔太と協力する。
水城洋司(皆川猿時)
:神谷刑事とコンビを組む刑事。極度の恐がりだが、暗示により払拭する。
神谷将人(浅香航大)
:水城とコンビを組む刑事。洞察力に優れ、ドライな面を持つ。
ドラマ版では怪しい刑事として手塚翔太に途中まで疑われていた。秘密を洩らさないなど義理堅い部分がある。
ここから下は私の感想になります。
感想
1.黒島ちゃんにフォーカスしたシーンが多い
劇場版では途中からほとんど黒島ちゃん視点でのシーンが多かったです。もちろんドラマ版では主人公の翔太君・奈々ちゃんに焦点が当たっていたので、何も思わなかったのですが、劇場版を観ているとどっちが主役だっけ?って思うほど存在感が強く出ていました。体感1/3の割合で上映時間を占めていたような気がしました…。
ドラマを観てきた人からすると、また犯人なんじゃないかと思うくらい寄っていましたね。パラレルワールドの点から黒島ちゃんがどういう行動を取るのか見たい気持ちもあるかもしれませんが、ちょっと違和感を感じました😓
2.ドラマを観てきた人ような内容になっているのではないかと...。
ドラマを観てきた人にとっては、懐かしい感じの始まりと住民への愛着があって観やすい反面、初見の人は理解するまで時間がかかるのではないかと感じました。ドラマではおなじみの住民間の絡みやその人の個性を見ても、そういう感じなのねくらいしか思わないのではないかと思いました😓
3.相変わらずの尾野ちゃんと早苗さん(笑)
キウンクエ蔵前の住民はみんな曲者揃いですが、その中で目立っていたのが尾野ちゃんと早苗さんです。尾野ちゃんに関しては、最初の犠牲者が出たときに披露宴を行った場所にて住民が集められ言い合いになるシーンがあります。その中で大きな声を上げて黙祷を叫ぶ尾野ちゃんは流石でしたね。(笑)
ドラマ同様空気をぶち壊す感じが素敵でした。他にも狂気じみた所があり、尾野ちゃんワールドが出ていました。
早苗さんに関しては、息子の総一のことになると急に深刻になり、落ち着きが無くると同時に常軌を逸した行動を取ります。そんな早苗さんは今回も写真を口に含むなどドラマの時と同じおかしな行動を出してくれました。(笑)
何故旦那さんは離婚しないのか見るたびに疑問に思います。むしろ凄いなと思いますね😒
ドラマの方が異常さは強いので初めて映画から観た人は是非ドラマも観て欲しいです。
以上が私の感想になります。
最後に
約2時間という中であなたの番ですの世界を完成させるため、ドラマならではのハラハラ・ドキドキ感はあまりありませんでした。ドラマで描かれなかった部分も映画で回収出来たので、個人的には観て良かったなと思いますし、どこかスッキリした気持ちです😄
映画化する割には少しもの足りない部分もありますが、ドラマを観てきた人には楽しめる作品となっています。
何度も言いますが、映画から観た人は是非ドラマも見て欲しいです!!
最後までお読みいただきありがとうございました🙇♂️