映画の感想言わせてください

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「ゴジラ-1.0」について言わせてください(ネタバレ含む)

映画 感想

どうももちもちです!

今回は「ゴジラ-1.0」について言わせていただきます!

 

 本作は、2023年11月3日の映画になります。

最近ハリウッドのゴジラシリーズを全部観ており、日本のゴジラである本作を観ようと思いました。ハリウッドのアカデミー賞で視覚効果賞を獲ったということも大きく、どんな作品になっているのか気になっていました。

 『サンドウィッチマン芦田愛菜の博士ちゃん』という番組(テレビ朝日)でゴジラを取り上げていたのを見ており、より観たいという気持ちが高ぶっていました。

 

 

 

 

 観た感想としまして、鳥肌が立つくらい感動しました。

 めちゃめちゃ泣いた訳では無いのですが、もう映像や音楽が最高でしたね。これは映画館で観るべきだなと思いました。

久しぶりに山崎貴監督の作品を観ましたが、映像技術や見せ方が素晴らしかったです✨











 



 

 

 

ゴジラ-1.0 がどういう映画なのかについて紹介したいと思います。

あらすじ

 

戦争によってなにもかもを失った日本は、焦土と化していた。

戦争から生還するも、両親を失った敷島浩一は、焼け野原の日本を一人強く生きる女性、大石典子に出会う。

 

戦争を生き延びた人々が日本復興を目指すなか、追い打ちをかけるかのように、謎の巨大怪獣ゴジラが出現。

圧倒的な力を持つゴジラに、人々は抗うすべを模索する。

 

 

引用:MOVIE WALKER PRESS ストーリーより

https://moviewalker.jp/mv80016/

 

 

 

 

 

本作の登場人物の紹介をしていきます。

キャスト

敷島浩一(神木隆之介

:元特攻兵。

戦闘機の不備を理由に戦地から大戸島基地へ離脱。そこでゴジラを目撃する。戦争後、同じ境遇の典子と出会う。

大石典子(浜辺美波

:戦後単身で生き抜いた女性。

明子を連れて歩いているところ、ひょんなことから敷島と出会い、敷島のいる場所に住むことに。

明子(永谷咲笑)

:戦争により、両親を失った子供。

亡き両親から典子へ託される。

敷島と典子、隣人の澄子により育てられる。

水島四郎(山田裕貴

:戦後処理の特殊任務を請け負う船・「新生丸」に乗り込む見習い。

戦争を体験しておらず、国のためにという想いが強い。

野田健治(吉岡秀隆

:戦時中、海軍工廠で兵器の開発に携わっていた人物。

秋津からは学者と呼ばれている。

戦後処理の特殊任務を請け負う船・「新生丸」に乗り込んでいる。

秋津淸治(佐々木蔵之介

:戦後処理の特殊任務を請け負う船・「新生丸」の艇長。

戦後の日本に対して憂いている一人。政府のやり方には憤りも。

橘 宗作(青木崇高

:戦時中、大戸島基地の海軍航空隊の整備部にいた人物。

途中離脱した敷島を迎えるも…。

太田澄子(安藤サクラ

:敷島の家の隣人。戦争で子どもを失くしている。

日本に帰ってきた敷島に罵声を浴びせる。

 

 

 

 

ここから下は私の感想になります。

感想

1.一キャラクターというより、恐怖そのもの

 ハリウッドのゴジラですと、怪獣やモンスターのような立ち位置で、街を破壊したり他の怪獣との闘うところを見せる"カッコ良さ"のようなものが見られました。それに比べ本作のゴジラは人に襲い掛かる"恐怖"でした。

 大戸島の基地にてゴジラが現れ、恐竜のように暴れまわり、基地にいる整備兵たちを食らう姿はゾッとしましたね。『ジュラシックパーク』の1作目に出てくるティラノサウルスが、向かって走ってくるときのようなゾクッと感がありました。

そこでゴジラは恐ろしい怪物であることを印象付けることで、一味違うゴジラに釘付けになりました。

 その後、ゴジラが更に大きくなって日本に襲来するなんて絶望ですよね。観ている人の恐怖を植えてからの成長した姿(みんなが知っている姿)で出てくることで、「ゴジラ…このままではヤバい」って気持ちになるんだろうなと思いました。

 

2.搔き立てられるサウンドと見入ってしまう演技

 ゴジラが登場すると流れるテーマ曲。映画館で聴くと重厚感が凄かったです😆
博士ちゃんの番組で映画製作の裏側を放送していたのですが、製作時も映画館で聴くものと同じ環境でチェックを行っていることが分かりました。この情報を知ってから、テーマ曲を聴くたびにワクワクしてましたね。
「海神(わだつみ)作戦」実行のために結集したメンバーが、ゴジラに立ち向かう姿。そこに流れるゴジラのテーマ曲。痺れました!!
 
 本作の主人公である敷島を演じる神木隆之介さんの演技は、グッと惹きつけるものがあり、瞬きを忘れるくらい見てしまいました。
戦争の恐怖、特攻から逃げた敷島。ゴジラによる恐怖におびえる姿から、大切な人・生きる目的を奪ったことに対して怒りを爆発する姿への変化に、観ている私も感情移入してしまいました。
「役者って凄いな」と演技の幅にビビッ!と来てしまいました。
 
 

 

 

 

最後に

 爆風で典子が吹き飛んでしまいましたが、生きていてホントに良かったと感動してしまいました。観たときには「これは流石に死ぬような…」と思ってしまいましたが、終盤に敷島と明子と3人が揃ったときにはジーンときてしまいました。

 敷島と橘との関係も良かったです。わだかまりがあった二人でしたが、生きて帰ってこいというメッセージにこちらもジーンときてしまいましたね。

犠牲も出さずに生きて帰ってくるという、同じ方向を向いたシーンではないかと観ていて思いました。

 倒したかと思われたゴジラでしたが、最後に再生するところでシーンは終わりました。本作を観た人に、今後の展開を想像させるところが良かったです。

もし続編を製作するのであれば、本作から10年後あたりで、日本がこれから発展していくところにゴジラが現れてほしいです。今回はゴジラだけでしたが、モスラキングギドラも出してほしいですね~。

 

 最後まで観終えて、海外で賞をもらうのも納得だなと思う作品でした。

ハリウッドのゴジラも良いですが、日本のゴジラは最高だなと改めて思いました。

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました🙇‍♂️

 

 


ゴジラ-1.0