映画の感想言わせてください

観てきた映画について感想を書いていきます。共感する部分があると嬉しいです!

「プラットフォーム」について言わせてください(ネタバレ含む)

映画 感想

どうももちもちです!

今回は「プラットフォーム」について言わせていただきます!

 

 本作は2021年に公開された映画になっており、スリラーとグロさが強めになっております。

YouTubeでさらっと内容は知っており、詳しく観てみたいと思いました。本作はどういう結末になるのか、その過程で何か起こりそうな感じに惹かれましたね。

ドキドキ感がありそうで、少しグロそうなのもまた観る前の気持ちとしては、魅力的に思えました😄

 

 

 観た感想としまして、考えさせられる内容になっておりました。

 汚い描写とかもあり、「わー」ってなる部分もありましたが、登場人物の背景や言動・それぞれの目的など結構見てられる内容になっていました。

グロい描写を除けば、ヒューマンドラマのような内容と言っても良いかもしれません。

 本作は、R15と観る上で対象年齢が決まっておりますので、お気を付けください。

グロい描写が多いので、苦手な人はやめた方が良いかもしれません…。



 

 



 

 

 

プラットフォームがどういう映画なのかについて紹介したいと思います。

あらすじ

 ゴレン(イバン・マサゲ)は目が覚めると「48」と書かれた階層にいた。その部屋には真ん中に穴が開いており、下の階・更に下の階と先が見えなくなるまで続いていた。

ゴレンはかなり大きな建物の仕組みを調べたり、下の階層の人に話そうとしていた。そんな中、同じ部屋の相方として一人の老人がいた。彼はトリマガシ(ソリオン・エギレオル)と言い、この建物に長くいるベテランの老人である。ゴレンは彼からここでのルールを聞く。

 この建物では、上の階層から順に一定の間隔で"プラットフォーム"と呼ばれる台座に食事が運ばれてくるのであった。上の階層から来るため、ゴレンたちが食べる頃には食事とは言えない有様になっているのである。だが生きるためには、この台座にあるものしか食べれず、限られた間にしか食べれない。そして1ヶ月後には別の階層に移動させられ、今より上の階層になるか下の階層になるか分からないのである。

 1か月後。ゴレンは睡眠ガスに眠らされ、目を覚ますと「171」と書かれた階層にいた。この塔の目的は?そしてゴレンは出られるのか?

 

本作の登場人物の紹介をしていきます。

キャスト

ゴレン(イバン・マサゲ)

:塔のような建物に連れて来られた本作の主人公。

"認定証"を得るために自ら進んで入ってきた。他の人の食べ残しには、あまり手を付けようとしない。

トリマガシ(ソリオン・エギレオル)

:ゴレンと48階層で出会った建物に詳しいベテラン老人。

下から上まで多くの階層を経験してきており、下の階層の地獄や上の階層の良さを知っている。ゴレンにはこの建物を教えるなど、優しい面がある。

ミハル(アレクサンドラ・マサンカイ)

:この建物にいる自分の子供を探している女性。

巨大な台座に座り込み、下層へと降りて探している。

イモギリ(アントニア・サン・フアン

:ゴレンと33階層で出会った女性。

ゴレンのこの塔の入室資格があるかどうかの受付員を行っていた。この建物に入ったのには訳がある。

バハラト(エミリオ・ブアレ)

:ゴレンと6階層で出会った男性。

神を信じており、外に出るために上の階層を目指してきていた。

 

 

ここから下は私の感想になります。

感想

1.グロさが結構強い…。

 本作は他の人が食べた残飯を食べるだけかと思っておりましたが、人の肉を切り取って食べたり、鉄の棒で撲殺したりと結構血が出る描写が多いです。

特に人の肉を食べる描写は観ていてきつかったですね。モザイクは当然入っておりましたが、それでも「ウッ」となりました😓

 食に飢えている人が多いし、スプーンなども無い為、食べ方も汚いし平気でテーブルの上に乗ったりするので、そこの描写も好き嫌い分かれそうだなと思いました。

2.時間が経つと環境に染まる。

 最初はこのルールにや残飯を食べることに抵抗があったゴレンですが、日が経つと平気で食べたりして過ごせるようになっています。人はどんな環境にいても次第になれるもんなんだなと、映画を通して改めて思いましたね🤔
私は精神的にも無理かなと思いますが、追い込まれたらきっと同じ行動を取るんだろうなと思います。
 1階層に2人つくので、奪い合いも当然起こります。誰と組むのか分からないため、こんなハラハラした状況を考えるとしんどいですね…。
私は真っ先にやられ、食料としても食べられてしまうかもしれません。(笑)
 

3.運営の目的は…?

 この塔にはご飯を1階層から一番下の333階層に分け与え、連帯感を生み出すという運営側の目的があるようですが、各階層の人が好きなだけ食べるので結局それも思い通りになりません。

 と考えると、運営の目的はホントにそれだけだったのか、気になるところで本作は終わってしまいます。

せめて上(運営側)の人と対面して、考えなどが知れるとスッキリ出来たかなと思いました。結局料理人と取り締まる人しか分からなかったので、他にどんな人がいるのかも知らずに終わりました。

 



 

 

最後に

 巨大な台座に少女を乗せ、一気に上がるところで本作は終わります。無事に最上階へと辿り着き、この現状を伝えることが出来たのか、はたまた何事もなくもみ消されたのかは分かりませんが、良い方向に解決したと思いたいですね😌

 今の現状と塔の杜撰な管理を伝える伝言役として向かわせることになりましたが、ゴレンも一緒に行けば良かったんじゃないかと何度も思いましたね。

(役目はまだ終えてないし、一人で行かせて大丈夫なのかという不安もありますし…。)

 

 続編として別の視点からこの塔の全容が知れたら面白いでしょうね😊

 

最後までお読みいただきありがとうございました🙇‍♂️

 

 


プラットフォーム(吹替版)

 


プラットフォーム(字幕版)