映画の感想言わせてください

観てきた映画について感想を書いていきます。共感する部分があると嬉しいです!

「猿の惑星/キングダム」について言わせてください(ネタバレ含む)

映画 感想

どうももちもちです!

今回は「猿の惑星/キングダム」について言わせていただきます!

 

 本作は、2024年5月10日の映画になります。

リブート版猿の惑星シリーズを観てきており、新作である本作も気になっていました。(シーザーの死からどのくらい経ったのか、どのような世界になっているのか等々。)

CMで放送されていた人間を追っかけるシーンでは、まさに1968年作の猿の惑星のようで、どうなっているのかめちゃめちゃ気になっていました。

もう気になること尽くしです✨

 

 

 

 

 観た感想としまして、前作から繋がっており、前シリーズ並みに面白い!

 冒頭のシーンでは『猿の惑星: 聖戦記』より、新天地に辿り着いたシーザーがそこで亡くなるシーンから始まります。

そのシーンで前作の続きであることが分かりました。ここを観れたことに私は興奮しましたし、前作の内容を思い返すことが出来ましたね!

それから何世代も先の話になりますが、猿同士が当たり前に話していたりと発達していることが分かります。そんな猿社会の中でのストーリーは面白かったです。

 シーザーの名前や前作の話がちらほら出てくるので、前作を観てきた人にとって楽しめる内容になっていると思います。

人類が少なくなり、猿が賢くなった経緯等も説明されていますし、登場人物が一新されているので、本作から観てみようと思っている方にとっても置いてけぼりにはならないなと感じました。













 



 

 

 

猿の惑星/キングダムがどういう映画なのかについて紹介したいと思います。

あらすじ

 

 映画史に残る神話的名作シリーズ『猿の惑星』完全新作! 

 今から300年後の世界、猿たちは絶対的支配を目論み、巨大な帝国<キングダム>を築こうとしていた。一方、人類は退化し、まるで野生動物のような存在となっていた。

 そんな世界で生きる若き猿ノアは、ある人間の女性と出会う。 彼女は人間の中で“誰よりも賢い”とされ、猿たちから狙われていた。

 猿と人間の共存は不可能なのか。はたして、この世界で生き残るのは―。 完全新作として描かれる新たな“猿の惑星”。

 ノアが出会った人間の女性に隠された秘密とは何なのか。 進化は本当に“彼ら”を選んだのか。この惑星に隠された驚くべき真実とは―!

 

引用:「猿の惑星/キングダム」 公式サイトより

https://www.20thcenturystudios.jp/movies/kingdom-apes

 

 

 

 

 

本作の登場人物の紹介をしていきます。

キャスト

猿(エイプ)

ノア

:若きチンパンジー

プロキシマス・シーザーの部下に村を襲われ、仲間を連れ去られてしまう。

仲間達を連れ戻すために旅に出る。父のワシであるイーグル・サンには小馬鹿にされている。

プロキシマス・シーザー

:猿達の王国を建設する野心的で独裁者のボノボ

失われた人類の技術を求め、人間や猿等利用できるものは利用する。

ラカ

:賢いオランウータン。

ノアの旅の途中で出会う。

彼にシーザーが大切にしてきたことや、エイプと人間のについて教える。

アナヤ

:ノアの幼馴染であるチンパンジー

ノアと一緒に行動を共にする。ひょうきんなところもある。

スーナ

:ノアの幼馴染であるメスのチンパンジー

アナヤと比べ、行動力がある。ノアのことを想っている。

コロ

:ノアの父親であり、部族の長老のチンパンジー

部族のいる高い場所でワシを育てている。

ダー

:ノアの母のチンパンジー

子供たちにしつけを行っている。

 

人間

メイ/ノヴァ(フレイヤ・アーラン)

:ノアの旅の途中で出会う少女。

話す能力があり、知性もある。猿にとって人間は昔から"ノヴァ"と呼ばれている。

彼女には仲間の住処に行こうとノアと行動を共にするも、別の目的があり…。

トレヴェイサン( ウィリアム・H・メイシー

:プロキシマス・シーザーのに仕えている人間。

彼に人間の歴史等を教えている。

シーザーには恩恵を受けており、今の生活に不満は無い。

 

 

 

 

ここから下は私の感想になります。

感想

1.凄い話している!

 こんなにハキハキと話す人が出てくると思いませんでしたね。(観たときビックリしてしまいました。)

前作では話せなくなっている人も出て来ていましたし、前作のノヴァも話せない子だったので、それから先の話なのにこんなに話せる人がいるのかと驚きました。

本作の猿もバリバリ話せるので、観ていて不思議な感覚でしたね。(笑)

 そして他にも話せる人がいたので、まだ残っていたのかという驚きでした。原始人のような見た目の人たちは話せなくなっていると思います。

 

その人たちは何故そのような見た目になったのか、個人的に気になりましたね…。

 

2.一生共にするかと思ったのに…。

 物語の途中で出会ったオランウータンのラカですが、まさか離脱するとは思いませんでした...。
知性もあり、シーザーの教えや今までの経緯も知っていた数少ない猿なので、今後も一緒にいると思っていましたし、ショックでした😭
前シリーズを観ていて、オランウータンのモーリスがシーザーと行動を共にしていたので、そういうものだと思っていました。
 
川での生存は難しいですが、生きていることを祈ります。
 

3.イーグル族強くないか?

 ノアが暮らしている部族はワシと心を通わせ、共存する部族です。本作ではこのワシが結構出てきて、カッコ良かったです。最終局面でノアがワシ使いとなり、本領発揮していきます。
 馬以外に操れる・頼れる動物がいるのは心強いなと思いますし、戦いの際にも活躍出来るな~と観てて思いました。是非続編やる際には、イーグル族の活躍をまた描いて欲しいですね。
 

4.どの世代も人間を良く思わない者はいる

 本作ではプロキシマス・シーザーが、人間を脅威とし利用した後に排除しようとします。彼のように賢く立ち回る者もいれば、前シリーズのコバのように人間を憎み好戦的になる者もいるんだなと分かりました。
続編が出ればの話になりますが、今後も偏った教えによって人間に敵意を持つ者も現れそうだなと思いました。
 シーザーがどんなに頑張っても、世代交代していくうちに彼の教えも薄れるんだなと感じましたね。(悲しい…。)
ノアは人間に対しどう行動していくのか気になるところです。
 
 
 

 

 

 

最後に

 ノア達が無事に自分たちの故郷へ帰れて良かったです。プロキシマス・シーザーの独裁体制が続かないとは思っておりましたが、あのような形で終わるとは思いませんでしたね。さすが人間の知恵と言うところですね。

 

 ノアとメイの別れの挨拶の際に、メイの手には拳銃を持っていました。何かあった時には撃つつもりだったのか、ノアを脅威だと思ったのか分かりませんが、協力した仲間を撃つことはありませんでした。

メイの目的も果たし、今後それぞれの道を行くことになりますが、果たして共存できるのか気になります。(恐らくまた前シリーズのように、一度は人間とぶつかるのかなと思っています。)

 

 文明の再生を試みる人間側と文明を進化させていく猿(エイプ)。ノア達も仲間達を守るために争いに巻き込まれそうですね。

人間の絵本を見て自分たちがどういう立場だったのかも知りましたし、人間には屈さないと思います。

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました🙇‍♂️