どうももちもちです!
今回は「アイ・アム・サム」について言わせていただきます!
2002年公開の本作ですが、知人に泣けると聞き、勧められて観ました😊
映画で泣いたのは「永遠の0」以来で、それ以来全く泣いてないですね…。(笑)
公開当時は私も子供で、この映画の存在は知りませんでした。
この頃は「ロード・オブ・ザ・リング」や「ハリー・ポッター」、
「スター・ウォーズ」やアニメ映画を観ていましたね。
本作を観た感想としまして、何度も"うるうる"してしまいました。
観ていて「あぁ」と声が漏れてしまう程、最初から最後まで心にくるシーンが多々あります。サム自身の大変さや周りの優しさ、親子の絆などシーンが変わるごとに目頭が熱くなりました。
これはどの世代の人が観ても、感じる部分が多い映画になってます。
特に観てこなかった人や今の若い人に観てほしいです!
アイ・アム・サムがどういう映画なのかについて紹介したいと思います。
あらすじ
スターバックスコーヒーで働く知的障害持ちのサム(ショーン・ペン)は、仕事着のまま急いで病院に駆け込み、妻の出産に立ち会う。退院後、妻にバスを止めるよう言われ、止めたものの妻に置き去りにされてしまう。残された赤ん坊のルーシーとサム。彼の子育てが始まった。
時が経ち、ルーシー(ダコタ・ファニング)は6歳と大きくなる。サムは彼女に絵本を読み聞かせたり、日常の疑問に答えてあげていた。この頃から郊外では、サムに対する周りの反応が家の中とは違うことをルーシーは感じ取る。小学校の仮装パーティーで、他の子供と同じようにはしゃいでいるサムを見て笑う子供たち。これを見ていたルーシーは内心違和感を感じていた。
サムはルーシーの誕生日パーティーを祝おうとするも、他の子に誤って手を出してしまう。その場面に偶然居合わせた児童福祉局の職員であるマーガレット(ロレッタ・デヴァイン)に見られ、ルーシーと引き離されてしまう。面会は週2と減る中で、友人たちはサムに裁判所の手配する弁護士でなく、超大手の弁護士に依頼することを提案する。
サムは弁護士のリタ(ミシェル・ファイファー)に何度もお願いし、最後はリタ自身の言葉の通り、無料で対応してもらえることになった。
これからサムとリタの親権を巡る奮闘が始まる。
本作の登場人物の紹介をしていきます。
キャスト
サム・ドーソン(ショーン・ペン)
:知的障害を持つ本作の主人公。7歳のまま知能が止まっており、症状としては何度も言葉を繰り返したり、計算など難しいことに直面すると動揺を起こしてしまう。
ホームレスである妻との間に子供を設けるも、置き去りにされ、周りの力を借りて育てていく。娘のルーシーを溺愛するあまり、周りのことに目がいかなくなる。
リタ・ハリソン・ウィリアムズ(ミシェル・ファイファー)
:大手の弁護士事務所にいるエリア。多くの案件を抱える中、サムと出会うことで彼を無料で弁護することになる。仕事が上手くいく中、家庭では上手くいかず、アシスタントに当たるなどとても気が短い。
そんな彼女にも色々あり…。
ルーシー・ダイアモンド・ドーソン(ダコタ・ファニング)
:サムの娘。知的障害を持つ父といても、郊外では何もないように振舞うなどしっかりしている。周りの子たちから好奇な目で見られ、内心嫌になってしまう。
アニー・カッセル(ダイアン・ウィースト)
:サムの向かいのマンションに住んでおり、ルーシーが産まれる前から彼のことを知っている。ルーシーの世話をするなどとてもサムに良くしている。"外出恐怖症"で長く家から出ていない。そんな彼女にも理由が…。
ランディ・カーペンター(ローラ・ダーン)
:ルーシーの里親。彼女のことを愛そうとするも、サムのことが好きなルーシーからは、イマイチな反応を受ける。その分ルーシーから愛されようと努力する。
ことあるごとに会いに来るサムに、少し怪訝な表情を見せる。
マーガレット・キャルグローブ(ロレッタ・デヴァイン)
:児童福祉局の職員。前科を持ってしまったサムの子育ての様子を見に行ったところ、誕生日パーティーで他の子に手を挙げているのを目撃し、ルーシーを預かる。
Mr.ターナー(リチャード・シフ)
:検事。親権を巡り、リタやサムと闘う。時には攻撃的な質問攻めでサムを苦しめる。
:リタの息子。仕事が忙しいリタ含め、親に構ってもらえないことにより、困らせる行動を取る。サムと出会い、話すようになる。
ここから下は私の感想になります。
感想
1.冒頭からグッと来てしまいました…。
冒頭のシーンの衝撃からの、男手一つで育てていることに心が痛みましたね…。
もう「あんな置いてきかたある?」って思いましたし、描かれてはおりませんが、
サムを良いように利用したんだろうなと感じて余計に悲しくなりました😢
赤ん坊を抱え、一人取り残されるサムを観ているのが辛かったです。
その後のルーシーが大きくなったのを見て、サムの凄さと大変さに胸に来るものがありました。
2.周りの人たちがとにかく優しい!
3.リタの背景
サムを弁護することになったリタも、サムを通じ彼女の抱えている感情や問題が明らかになっていきます。これを見てリタも人なんだなと思いましたね。サムの前に色々打ち明ける姿にジーンときてしまいました。
リタの人らしさが出てくるところで、好きなシーンでもあります😄
里親もそうですが、本作ではサムと出会ってみんな何かしら影響を受けているのが感じられました。
最後に
本作を観終えて、サムとルーシーの絆に何度も心打たれました😭
どんな親であろうとその子にとっては親であるし、どんな環境であろうと最後は"心"なんだなと感じました。父に会いたいがために、施設や里親から抜け出したりと、
どれだけ父のことが大好きなのか見れる内容になっています。
ほっこりしたい人や観たい映画が無い人など、是非GWにいかがでしょうか?😊
最後までお読みいただきありがとうございました🙇♂️