映画の感想言わせてください

観てきた映画について感想を書いていきます。共感する部分があると嬉しいです!

「ブラックナイトパレード」について言わせてください(ネタバレ含む)

映画 感想

今回は「ブラックナイトパレード」について言わせていただきます!

 

 本作は「銀魂」や「今日から俺は」等を手掛ける福田雄一監督の作品で、2022年12月23日公開の映画になります。

「新解釈・三國志」以来の作品で、今回は面白そうだなと思い、観ようと思いました。

前回の三國志は、期待値が高すぎて思ったより面白くなかったです…。

その前に上映してた「今日から俺は」がとても面白かったので、少し残念でした😓

三國志要素がフワッとするくらいで、後は内輪ネタのような感じがあり、もう少し

三國志らしさを出して欲しかった身としては"うーん"でしたね。

ブラックナイトパレードは原作を少し読んだことがあり、面白かった記憶があるため期待していました🎅

 


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 観た感想としまして、今回のは面白かったです。

 前作を観ていたので身構えていましたが、本作はストーリーがしっかりしていて

変な内輪ネタのような笑いも少なく、内容に沿った笑いだったので楽しく観れました。タイトルの通り"クリスマス要素"が多いので、クリスマスの時期に観ることをオススメします!!

私が観たときはクリスマスイブの日だったため、クリスマスをより楽しみにさせてくれました✨

  



 



 

 

 

ブラックナイトパレードがどういう映画なのかについて紹介したいと思います。

あらすじ

 コンビニ・ポーソン練間北口店で 3年間アルバイトをしている冴えない男・日野三春(吉沢亮)。彼は 大学受験・就活に失敗し、長くアルバイトをしているのだった。

同じ時間に勤務している田中皇帝(中川大志)が勤務時間中なのに切り上げ、店長には責められるなど、何にも良い事が無かった。

 世間がクリスマスムード一色で盛り上がる中、そんな様子を見てイライラした三春は、廃棄のケーキを持って帰ってしまう。 それを見ていた黒いサンタ服を着た男は三春を連れ去ってしまうのだった。

 

 目覚めるとそこは、北極にある黒い服を着たサンタクロースたちが働く 「サンタクロースハウス」と呼ばれる会社だったのだ。 三春は過去の嫌な思い出を変えたく、勢いでサインをして入社することに。サンタクロースハウスでは、世界中から届く子供たちの手紙に対し、嬉しいプレゼントを配る反面、悪い子にはガッカリさせるプレゼントを配るシステムになっているのであった。

 悪い子を発見するためならハッキングもいとわない"北条志乃(橋本環奈)"。 ポーソンの同僚でDQNのチャラ男の"田中皇帝"。 まったく笑わないイケメン料理長の"古平鉄平(渡邊圭祐)"ら、 強すぎる個性の同僚たちと共に世界中の子供たちにプレゼントを配るという 超激務の“ブラックサンタ”として働き始めるが、 この会社にはある秘密があった…。

 

 過去にサンタクロースハウスには“赤い”サンタクロースがいたのだが、それはもう昔の話。 赤いサンタクロースは殺されてしまったのだ。クネヒト(声:玉木宏)から赤いサンタクロースの素質があり、赤いサンタになることを勧められる三春。

迷っている中、トナカイになる為の試験を含めた業務が始まる。 三春たちが同僚たちと業務に勤しむ中、クリスマス滅亡を目論む怪しい影が迫る。 それは三春たちの前に突然襲い掛かってくるのであった。

 クリスマスの夜に、 無事に世界中の子どもたちへ幸せを届けることができるのか?そして三春は赤いサンタクロースになるのか?

 

 

本作の登場人物の紹介をしていきます。

キャスト

日野三春(吉沢亮

:大学受験・就活に失敗し、彼女もいない冴えない男。コンビニ“ポーソン”でバイトしているところをクネヒトにスカウト⁇され、黒いサンタクロースとして働くことに。赤いサンタの秘密を知り、サンタを目指す。

北条志乃(橋本環奈)

:三春の同僚で、サンタクロースハウスのチムニーのエース。黒いサンタクロースの一員として働く。天才的なハッキングの能力を持ち、子供たちが"良い子"なのか"悪い子"を見分ける。

田中皇帝(カイザーと読む)(中川大志

:三春のコンビニ時代のバイト仲間。テンション高めのDQNでチャラい上に何かと三春のせいにしてきた厄介者。常に三春の邪魔をしてくる。三春にとっては会いたくない人。

古平鉄平(渡邊圭祐

:三春の同僚でサンタクロースハウスの料理長をしている。黒いサンタクロースとして働くイケメン枠。サンタクロースハウスでは料理長として働く傍ら、いくつもの職を兼務している。あんまり顔に感情が出ない。

クネヒト(声:玉木宏

:サンタクロースハウスの社長。三春のサンタクロースとしての素質に気付き、入社させた本人。顔が無く、謎に包まれている。悪い子を何人もスカウトしてきた。

帽子さん(声:⁇)

:三春の上司。サンタクロースハウスの工場で働く妖精のリーダー。可愛らしい見た目だが、中身はおっさん。小さな妖精を従えている。目は付いているのに前が見えないらしい…。

吉川輝(佐藤二朗

:三春の元バイト先の店長。可愛い子には堂々とえこひいきするブラック店長。皇帝の言うことを聞き、三春の言う事は聞かない。

 

 

 

 

 

ここから下は私の感想になります。

感想

1.福田監督作品の安定要素

 本作を観て、映画の出だしから笑いを取ってくるあたりが「あぁーですよねー」っていう感じにさせてくれました。(笑)

出演者も佐藤二朗さんやムロツヨシさん(声のみ)がいて、吉沢亮さんとの掛け合いが面白かったですね。分かってはいるのですが、クスッと笑ってしまいます。

 橋本環奈さんも本作では変顔等の笑いが多く最高でした。

女優さんがあれくらい振り切ってやってくれると、観ていて楽しいですよね!

「勇者ヨシヒコ」シリーズや「女子ーズ」でも多くの女優さん方が笑いに持っていってくれるので、次回作もこういう風になったらいいなと思いました😊

 

 

2.中川大志さんの振り切った姿が最高でした!!

 中川大志さんというと清潔感があり、ラブコメの主役であったり大河ドラマではしっかり者の役をやったりと、(auのCMを除いて)ふざけている役のイメージがありませんでした。
そんな中川大志さんが本作では、チャラついているDQNの役で印象がガラッと変わりましたねー。作中で歯が一本抜けているのですが、歯が欠けているだけでこんなにもイケメン要素が死ぬんだなと思いました。(笑)
役自体もふざけているので、あの中川大志さんが演じているとは思えなかったですね。それがとても面白かったです。コンビニ時代のカイザー君が面白いので、是非観てほしいと思います😁
 
 

3.え??これで終わっちゃうの?

 物語の終盤で、これからって時に本作は終わってしまいます。具体的には「赤いサンタになる!」って決意表明をして終わるんですよね…。確かに色々イベントがあって「結構ボリュームがある作品だな」と思って観ており、着地点が見えませんでした。

 赤いサンタの正体は何となく観ていて分かり、レビューでそんなに高くなかったのも納得です。モヤモヤする終わり方なので、観終わって消化不良になりました…。(笑)

クリスマスイブに観たのですが、「何かなぁー」って感じでした😑

 ラスボスのようなネズミが出てくるのですが、特に絡みもなく終わるので、あれは何だったんだろう感はあります。(クリスマスが嫌いなのは分かりましたが…。)

ネズミのパートが少し長かったので、そこを削ればもっと良い形で終わることが出来たのではと思ってしまいました😅

 

 

 

最後に

 本作で完結ではなさそうなので、続編が出てくることを期待しています!!

クリスマス要素あり・笑いあり・ちょこっと泣ける場面もありと、終わり方以外は楽しめる内容になっていますので、機会があれば観てほしいと思います🎄

 

最後までお読みいただきありがとうございました🙇‍♂️

 

 


ブラックナイトパレード